蓄電池とは
蓄電池とは電気を貯蓄できるシステムです。分かりやすくいうと大きなモバイルバッテリー(携帯充電器)のようなものです。蓄電池に電気を貯めてご家庭で使用するのが一般的な使い方です
家庭用蓄電池の特徴
家庭用蓄電池はご家庭向けに作られたもので、平均容量は6kwhほどです。価格は製品により異なりますが、100万円前後が多いです。容量の大きいものだと200万300万するものもあります。家庭用も産業用のバックアップと同じように停電時に電気を使用することができます。また、太陽庫発電システムと連携できるものが大半で、パネルで発電した電気は蓄電池に貯めることができますし、貯めておいた電気は家庭で使えます。
蓄電池導入に伴うメリット
メリット①電気代が安くなる
電気代のプランを深夜の単価が安いプランへ変更することで、電気代が安くなります。深夜の安い電気を蓄電池に貯めておき、単価の高い日中に使用することで電気代が安くなるということです。
また、太陽光発電システムを既に導入していれば、パネルで発電した電気を蓄電池に貯められます。これを利用し、昼間はパネルで発電した電気を使い、余剰電力は蓄電池へ貯めます。日が沈んだ夜や、日の出前の朝方に蓄電池の電気を使用することで単価の高い日中の電気を買う必要がなくなります。
メリット②非常時に電気を使用できる
災害が起きたときによく発生することといえば停電ですよね。蓄電池があれば停電時でも電気が使えます。これは知っている方がほとんどだと思いますが、製品によって2つの型に分かれているのはご存知でしょうか?
・全負荷型
停電した場合、蓄電池から家の電気をすべて補えます。
・特定負荷型
あらかじめ決めておいた部屋(キッチンエリアなど)にのみ蓄電池から電気が供給され、他の部屋では電気を使うことができません。
上記2つを比べると全負荷型の方が良いと感じるでしょう。しかし、すべての部屋を補うということはその分、電気を使うことになりますので、相応の蓄電池の容量が必要になります。それに伴い蓄電池自体の値段も高くなります。1部屋にだけ電気が供給されれば大丈夫ということであれば容量が抑えられるため、全負荷型より比較的価格の安い特定負荷型の蓄電池がおすすめです。
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